ブログ

サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

土曜日の朝、新宿でゴスペルを歌う!


朝イチから本気で歌う!これまでとは違う週末の始まり。

意外に思われる方も多いかもしれませんが、うちの土曜日朝のレッスンはどのレッスンよりも参加されるメンバーさんが多いです。

「月~金のお仕事や家事で疲れ果ててるから、せめて土曜日の朝くらいゆっくり寝たい」って思われる方も多いと僕たち運営も思っていたのですが、実際に教室を始めてみると皆さん元気に朝から参加されます。

実際に参加されてるメンバーさんに「疲れてる時くらいゆっくり寝たいでしょ?」と聞いたところ、ゴスペルをやるまでは実際にゆっくり寝てたけど、お昼まで寝ると逆に頭が痛くなったり、起きてもボ~っとしてそのまま夕方までぐうたらしてしまって自己嫌悪になってしまうから、普段と同じ時間に起きて朝イチからエンジン全開で大きな声で歌う方が結局のところすっきりするんだそうです。

土曜日に無理に予定を入れる必要がなくなりました。笑

「就職したての若いころは、土曜日、日曜日に予定が入ってないなんてあり得なかったけど、だんだんと予定は減っていくもの。それを気にしすぎて無理に友達とアポを取ったりしてスケジュール帳を埋めることにつかれている自分に疲れてるのは気づいてました。」

「でもだからと言って家でゴロゴロしだすと一気に老けてしまう気がしたので思い切って土・日に通える習い事を探してココを見つけました。」と語ってくれたAさん。

無理に予定を入れなくても隔週でコンスタントに予定が入っているのはとても気楽で良いそうです。それにゴスペルはレッスン以外にも年に数回、主に週末にイベント出演があるのでそういうアクセントのあるスケジュールも心地よい。

そして何よりも新しい曲にチャレンジしたり、歌詞を覚えたり、適度に忙しいので良い意味での緊張感も保てて、ぐうたらする暇はあまりないんだそうです。

さああなたも始めてみませんか?土曜日の新宿ゴスペル!!

レッスン会場・・・スタジオNODE 新宿店 5階スタジオ

レッスン日時・・・第2・第4土曜日 10時半~12時半(イベントが重なった場合は変更有)

渋谷のおすすめROCK BAR!

ゴスペル・クワイア「Satisfy My Soul」渋谷教室は第2・4金曜日の20時~22時。
JR渋谷駅の南改札を出て歩道橋を渡ったすぐの「音楽館渋谷店」でやっています。。

渋谷のレッスンの時には、いつも道玄坂に宿をとりますが、定宿の近くに僕がとても大好きな「ロック・バー」があります。

名前は「アズベリー・パーク」!

ある夜、ふと独り呑みしたくなってスマホで「渋谷 ロック・バー」で検索したら、この名前が出てきました。

僕の大好きなブルース・スプリングスティーンの1STアルバムのタイトルは「アズベリー・パークからの挨拶」。もしやと思い、恐る恐るお店に入ったら思った通り!

ここのマスターは僕より一つ年上で、中学時代にブルース・スプリングスティーンのアルバム「THE RIVER」にはまり、どうしてもブルースの仕事がしたくてCBS SONY に入社されたそうです。その後、あの有名なプロダクション「アミューズ」を経て3年前にこのお店を開業されたとのこと。

お店の雰囲気はこんな感じ。

巷のよくあるロック・バーは、見た目もロッカーな店員さんなんかがいて普段着で気軽に入れる雰囲気の店は少ないんですけど。ここはマスターも「普通」な感じの気の優しいおっちゃんですし、お客さんもみんな仕事帰りのサラリーマン(明らかに業界関係っぽいけど)。

ロック・バーというよりはロック・リスニング・バーといった方がいいかもしれない。

もう10回以上お邪魔してるけど、ほんとに楽しいお店です。

発声練習

ゴスペルに限らず、歌を学ぶと必ずやるのが発声練習です。自己流でやってる方は発声練習などはいらないというかたもたくさんいます。話す時と同じ声で歌う歌手は特別に声を作る必要はないでしょうし、これはその人が歌うスタイルやジャンルによるものかもしれません。

じゃあゴスペルはどうでしょう?

これも、その人がどのような環境に属し、どのように歌うのかで決まると思います。

たとえば属しているグループや教室のコンセプトが、黒人教会で歌われているようなサウンドを目指しているのであれば、やはり彼らの独特な発声法を学ぶべきです。

オーソドックスなブラック・ゴスペルのサウンドを再現しようとするなら、彼らが伝統的に守り続ける「黒人音楽のルール」を守らなければ、そのようには聴こえません。

すべての伝統芸術や武術がそうであるように、黒人音楽にも「型」があるとお考え下さい。

一見、とても自由に表現しているように聞こえるブラック・ミュージックですが、実は多くのルールや制約が存在します。この「型」を守りつつ、しかしそんな制約がまるで無いがごとく、唯一無二の個性と自由さを表現するものがブラック・ミュージックです。

ゴスペルを歌う人が、それなりに黒人歌手のサウンドに近づけたいのであれば、この「型」に沿った発声練習が必要です。

基本的な発声練習のほかに、例えば「あーーー」と声を伸ばすにしても、日本語母音の「あーー」なのか、よく曲中に出てくる「AH~~」なのかを区別すべきです。

後者の方ははじめのアタックだけが「あ」でその後の音は少し力を抜いた上で息を混ぜた「は~」に近い音です。細かいニュアンスは文才がないので文字にしづらいですが、歌の中で使われているニュアンスを発声に取り入れることが大事です。

ネット上や本屋さんにはたくさんの「発声メソッド」があります。しかしこれだけをやったところで歌は上手くなりません。自分自身のアイデアで既存のメソッドに、自分が歌う曲の中で使うテクニックを混ぜたものを作ることをおすすめします。

ゴスペル・コーラスのパート練習 その1

ゴスペル・コーラスは普通は声の高さでパートに分かれています。上からソプラノ、アルト、テナー、ベースみたいな感じで。(細かく分けたらメゾソプラノとかメゾアルトみたいにもなるけど、ややこしいのでとりあえず4つで。)

僕は20代のころにアメリカの教会でお世話になっていた時、はじめてゴスペルのコーラスを耳にしました。

あんまりよくわかってなかったけど、一番びっくりしたのは普段話すときに僕よりも声が低かった黒人のおばちゃんが、歌うときには一番高いパートにいるのを知ったとき。

なんで低いパートを歌わないのか?って質問したら「どこでも歌えるわよ。みんなもそうよ」とのこと。ぶったまげました!

いまSatisfy My Soul 東京ではレッスンの時にパート別で歌う際、ソプラノを歌うときは全員がソプラノ、アルトの時は全員がアルト、テナー・ベースも然り。すべてのパートを全員が歌うという方法をとっています。

この練習の大きな効能その1!!

まずは声のレンジ幅、または声を響かせる場所を普段は絶対に使わない箇所まで広げます。

未経験の人がゴスペルを歌うとほとんどの人は高い音を出すときに苦しそうな顔をして喉を締めます。これは浜崎あゆみさんなどが使う一番日本人にとってはなじみ深い手法ではありますが、音がキンキンして溶け合わないのでゴスペルには不向きです。

喉の奥を締めて口の前で響かせた音は、高い音を出している実感はあります。では黒人の人たちはどのように出しているのでしょう?

日本人が一番会得するのに苦労するのが鼻腔共鳴ではないかと思います。上の奥歯に声を響かせるようにすると口は横に少し広がります。そうすると共鳴は喉ではなく鼻の上の方に向かうために顎や頭蓋骨に響きます。

知っての通り、外人さんは鼻が大きいので副鼻腔に空洞があり、そこに響かせることができます。僕たちアジア人は鼻腔が狭くしかも蓄膿や鼻づまりも多いのでここに響かせるためにはトレーニングでコツをつかむことが必要となります。(外人講師が発声の際にたまに困った顔をするのは、僕たちの響きが彼らと違うためです。なぜ違うのかがわからないんだそうです。)

さて前述の鼻腔共鳴の「コツ」ですが、レッスンではいろいろやりますけど、ここではそのうちの一つを。

いつもよりも低い音を使って、のどを締めるのではなく、喉の奥の上の方を開く練習をまずしましょう。

ソプラノさんがアルトやテナーを歌うと、普段よりも楽勝で声が出るでしょう。しかし仮に人数が足りないなどでソプからアルトに降りてもらっても、出しやすそうに府抜けた声で歌ってもらっても意味がありません。

ちょっと高くてきつそうにアルトが歌う音色をちゃんとだしてもらわなければコーラス全体のテンションが下がって生ぬるい音になってしまいます。

じゃあどうするのか?

普段高い声を出すときに響かせているすべてのテクニックを封印してください。低い音を出すときに響かせている箇所をキープしたまま高い声に移行していきます。そうすれば普段と違う出し方ですので、それなりにテンションの高い音色に変わります。

どのパートの人も低い声を出しているときに広げた喉の形をキープさせます。このトレーニングは中音域の声の出し方を変えるし、野太い音質を混ぜてくれるようになります。

文章で書くのはとても難しいですが、低い音の成分を高い音にちりばめることができれば、声はやわらかいけどテンションの張ったタイトな立ち上がりを生みだします。

違うパートの音を歌うときには、そのパートの持つテイストを意識して声を変えなければいけません。これをやると音色のバリエーションも増えますし、なにせリードが上手くなる。

ぜひお試しください。

効能その2に続く。

カントリー

私は10代の初めから20代半ばまではブルーグラスという音楽をやっていて、バンドではマンドリンを担当していました。

その後、ブルースに出会い黒人音楽に傾倒していく中で、カントリーのサウンドに魅力を感じられなくなりバンドもやめてR&Bなどを歌い始め、ゴスペルの世界へと行きつきます。

しかし最近、僕は家でも通勤でもカントリーばかり聴いています。5年前からギターを弾くようになったことも大きな理由の一つですが、それよりもカントリーのヴォーカル・スタイルに若いときには気づかなかったあらたな魅力を感じるようになったからです。

20代半ばでカントリーをやめた時は、とにかくコードのシンプルさ、2ビートのリズムの単調さに嫌気がさして(カントリー・ファンの方、ごめんなさい。今はそうではない事もわかっています)、もっと刺激の強いものを探していました。

しかしファンクやR&Bなどで、トリッキーな演奏の中歌っていたり、バラードでメリスマやシンコペーションを多用した歌い方ばかりしているうちに、本来の自分を見失うようになりました。

技術に走り、とにかく「すごい」とか「上手い」と言われるために必死で練習していましたのでそれなりの評価は得ていましたが、いざ自分の歌を録音したものを聴いても、それを好きになれることは一度もありませんでした。

好きな曲を自分流にアレンジして、より自分の好みに近づけているはずなのに全然気持ちがワクワクしないのです。

そのうち自分の歌の弱点がはっきりしてきました。シンプルなコードでシンプルなメロディを朗々と歌うことができなくなっていたのです。

美しいメロディを持つ楽曲の、素地が表現できないのは僕の中では「致命的に下手」な部類に入ります。そんな歌手に自分が知らないうちになっていたことはとてもショックでした。

「シンプルな美しい曲を、ただシンプルに歌いたい。」

そんな思いが強くなって葛藤していた頃に、itunesの新しいサービスが始まりました。月1000円で10万曲が聞き放題というものです。

軽い気持ちで便利かなと思ってサービスに登録したのですが、しばらくするうちに自分で曲を探すのもめんどくさくなって、itunesが勝手にセレクトしてくれる「radio」を利用するようになりました。

ある日、お風呂に入りながら気まぐれで選んだ「Modern Country Music」を聴いていたら、そこには僕が長い間悩んでいたものの答えがありました。

楽観的、単純などと思っていたカントリー音楽でしたが、お風呂の中で一緒に真似をしてみると、いかに自分が「歌を歌うために不必要なこと」をしていたかがわかった気がしました。本当にあの日、あの時間にお風呂に入って良かった・・。

2017年、私は30年ぶりに初心者としてカントリーに向き合うことを決めました。技術を全部捨ててしまうわけではありません。それは無理です。でも技術を技術として聴かせないというより高度な歌い方にチャレンジしたいと思います。